8つの地盤改良問題

あなたの土地、地盤は本当に大丈夫ですか

問題を抱える従来の地盤改良工法

住宅建設でこれまであまり注目されてこなかった地盤問題は、今や社会問題となりつつあります。

問題だらけの従来工法

強度と価格ばかり重要視した地盤改良は、私たちの土地=子供たちへ残す土地にに大きな負の遺産を残しています。

現在、地盤沈下を防ぐために行う地盤改良では、『表層改良工法』『柱状改良工法』『銅管杭』の3工法が主流となっています。

この3工法は地盤沈下の対策に焦点が当てられていますが、一方、「環境汚染」「資産目減り」「品質不良」といった問題点が指摘されています。

その1:土地評価の目減り問題

過去の土壌改良時に設置され、役目を果たした鋼管杭やセメント系柱状杭は地中にそのまま残っていると産業廃棄物になります。 将来土地の売却を行うとき埋設物(産業廃棄物)としてみなされ、撤去を買主などから要求される可能性があるのです。

とりわけ、2003年1月1日より適用された土地評価に関する方針に関して、ご存知の方も多いかと存じます。
土地の鑑定・査定時に「土壌汚染」や「埋設物」の有無をチェックし、もし発見された時は、土墳汚染の浄化費用及び埋設物の撤去費用を差し引いて算定されるというものです。今では既に大型物件を中心に適用が開始されています。

また、セメントによる土壌汚染を起こしていると、その浄化費用もプラスされてしまうのも難点です。

環境や経済性を考えるならば、安易な判断による地盤改良工法の選択は避けておきましょう

土地価格の目減り

その2:環境汚染問題

セメントを使った地盤改良の場合、人体の健康や自然環境に悪影響を及ぼす非常に危険な発ガン性物質である「六価クロム」が発生する危険性があります。

六価クロムとは、かつて重大な社会問題となったアスベストと並び、二大発ガン性物質としてIARC(国際がん研究機関)や アメリカ合衆国環境保護庁(EPA)において取り上げられている非常に危険な物質です。 人体影響としては慢性障害でアレルギー性皮膚炎、急逝障害で皮膚の火傷、壊死、肺がん、下痢、嘔吐などがあります。

六価クロムはこわい!
この六価クロムは土とセメントを混ぜるときに発生する恐れがあります。 しかもその発生メカニズムは、いまだ解明されていないままです。 この六価クロムが発生した場合、地下水を流れ周辺の自然環境にも悪影響を及ぼします。

2003年2月15日に施工された土壌汚染対策法によれば、もし汚染物質「六価クロム」が発生してしまった場合、土地の所有者であるあなた様は、その汚染物質の浄化義務を負うことになります。

国土交通省は、公共工事全般においてセメント系改良材を使った地盤改良施工を行う時は、必ず六価クロム溶出試験を義務付けています。しかし、民間工事に対しては義務付けていません。おかしいと思いませんか?

その3:軟弱地盤

近年、急激に増加したといわれる欠陥住宅。
その原因の中には、軟弱地盤に建てられたことによるものだという実例が数多くあります。

軟弱地盤

日本の国は他国に比べ、軟弱地盤が多い
と言われています。宅地として利用できる上地ははっきり言って少ないです。

ところが、住宅事情の変化に伴い、軟弱地盤にも人工的に地盤改良を加え、宅地として半ば強引に利用するようになってきたのが地盤事故の一因と言われています。

その4:日本は地震大国

上記軟弱地盤に加えて、日本は地震大国です。

このような軟弱地盤の上に家を建てるのは、不安の上に家を建てるようなものではありませんか?
近年発生した地震による地盤事故や家の破損事故の中には、残念な事に適切な地盤補強や改良を施していれば防げていた事故も数多くあったと考えられます。

その5:地盤の大敵=液状化

地震による被害で最も多いのは液状化だということをご存知でしょうか?

液状化とは、細かい砂がゆるく積もった地盤に起きやすい現象のことをさし、砂が地震などで圧力の強い水に押し上げられて支持力がなくなってしまい、べしゃべしゃの液体に近い状態となることを意味します。この時に水と一緒に細かい土粒子を持ち出す為地盤沈下が発生します。

液状化現象は危険

その6:火事より怖い不同沈下

軟弱地盤や、盛土地盤等において、地盤が徐々に沈下していき、ついにはその上の建物が地盤に追随して傾くことがあります。このような現象を不同沈下と言います。

また、地盤補強や土地改良をしているにもかかわらず、不同沈下等による地盤事故が発生してしまうケースも少なくありません。

その7:地震よりはるかに怖い大雨の地盤災害

雨の多い時期になるとよくニュースで、大雨による地盤の緩みや土砂崩れが報道されていますね。じつは、これも他人事ではありません

新しい住宅造成地や高い盛り土をしている場所、さらに傾斜状の宅地などでは、その水量により地盤の緩みや沈下等をひきおこす確立が高くなります。

大雨は場所と環境によっては地震より怖い存在になりうるのです

その8:地盤改良・補強工事の危険性

欠陥住宅のほとんどは、安易な地盤改良・補強工事に原因があります。

軟弱地盤に家を建てている場合、たとえ地盤の補強工事をしていても、実は火事よりも多いのは地盤事故だということを知っていますか?

悪い施工例:団結不良

悪い施工例:団結不良

せっかく地盤改良・補強工事しても、不同沈下が生じて家が傾いてしまっていたら欠陥住宅となんら変りがありません。

目には見えない地中・地盤の中だからこそ、本当の意味でどっしりと家を支えてくれる地盤改良・補強工事をチョイスすることが不可欠です。

安易な地盤改良・補強工事には落とし穴がいっぱいですのでくれぐれもご注意くださいね。

地盤改良の問題点 ハイスピード工法 他社との違い

2011年6月21日

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兵庫県加古川市における地盤改良と地盤調査の専門家です